多くの女性を笑顔に!「生殖器系・寛骨・尾骨」
10/4〜10/6の3日間「生殖器・寛骨・尾骨」というテーマで下村学長の授業でした。
下村学長はJTOCを創設者であり、海外に何度も足を運びセミナーを受けオステオパシーを学び、日本で広めようと活動を続けてこられた方です。
生殖器系で、1番身近に感じる問題は生理痛がひどいという女性がとても多いことです。生理の度に痛み止めを飲むことが当たり前というような現状に危機感を抱いていました。
それに加え障害認定の基準値が下がっているにもかかわらず発達障害を抱える子供の数が年々増えていることや、不妊で悩む方が多いこともよく耳に入ってきます。晩婚・晩産化だけでは説明しきれないほど問題は深刻化しています。
まず授業で問題点としてあげられたのがハイヒールです。前後左右から骨盤に支えられている子宮などの生殖器系は骨盤の影響をダイレクトに受けます。3センチ以上のヒールを履くことで骨盤が通常の範囲を超えて傾いてしまい生殖器系に問題が出てきます。
他にも盲腸や帝王切開の手術によって起こりやすい骨盤や腰椎の問題、心臓や脳からの問題で生殖器系の循環不全を起こしている人が非常に多いことなどを学びました。
オステオパシー的な問題の評価、そしてその状態が続くことで筋腫やホルモン系の機能不全による不妊が起こることやそれらに対するデリケートな部位に直接触れない施術方法も多く学びました。
元気な子供を授かりたい!我が子が健康に成長して欲しい!そういった願いは多くの女性が持っていると思います。
妊娠・出産に直接関与する非常にデリケートな場所ですが、西洋医学では診断しきれない病気になる以前の問題を評価しケアしていくオステオパシー治療は多くの女性を救うだけでなく、少子高齢化が進む日本の未来を救うと確信を持つには充分な3日間でした。
学んだことを練習し経験を積むことで皆さんに1日でも早く還元できるよう日々精進します。