堀川貴司 終わりなき治療家の道

星のオステオパシー 代表 堀川貴司の治療家道ブログ

空腹こそ最強のクスリ

前回に引き続き、オートファジーについて詳しく解説していきます。

 

細胞が飢餓状態になることで働く「オートファジー」なぜ16時間食べないことが必要なのか?

16時間なんて無理!という方も後半で対策を書いてますので是非ご覧ください!

 

まず前提として現代人は内臓を酷使しすぎています。

食べ物を食べ終わったら食事は終了したという認識でいませんか?

 

しかし消化器系を中心に内臓は消化、分解、吸収と働き続けています。

具体的には胃は3〜5時間かけて食べ物を消化しますし、吸収の大半を担う小腸では5〜8時間かけて分解し吸収します。

 

つまり食後10時間くらいは内臓は働き続けているということです。

しかし毎日3食、ましてや間食などをとれば内臓は24時間ひたすら消化に労働力を使い続けることになります。

仕事がまだ残っているのに次これ!これもやっといてと仕事を回され続けるブラック企業です。

 

ここで考えなければいけないのは内臓の仕事は消化吸収だけではない!ということです。

内臓の細胞も劣化しますし、その入れ替えや再構成をする時間も必要です。

そこで溜まってしまうのが老廃物や劣化した細胞になります。

これらは体内で滞り、淀み、むくみとして体内で取り残されます。

 

細胞にはエネルギーが必要ですが、食べ続ける限りこの供給が止まることはありません。

しかし、16時間食べないことで細胞は飢餓状態となり今まで処理されなかったこれらの物質に目を向けて再利用しようとします。

この働きこそがオートファジーです。

 

これにより老廃物や悪い細胞が減るだけでなく、新しく細胞が生まれ変わります。

 

・肌ツヤが良くなる

・むくみの解消

・内臓の細胞が生まれ変わることで病気のリスクが低下する

・老化を防ぐ

・アレルギーや感染症など体内の炎症を抑制

 

など様々な効果が期待できます。

 

ではここから具体的にどのようにすれば16時間空けられるのか?

 

まず、睡眠時間を活用してください。

平均6〜8時間くらい睡眠が平均的だと思います。

その前後4〜5時間食べないことで達成できます。

朝昼兼用でご飯を食べ、夕食を食べるという流れになります。

 

次に我慢できなければナッツ🥜を食べてください!

ナッツは前回説明したオートファジーを活性化させる不飽和脂肪酸が豊富に含まれます。

空腹感と食欲を抑える効果もあり、良質な脂肪分と食物繊維、ビタミンも含まれているため身体にも良いです。

日本人はクルミやピーナッツがおすすめです。

 

最初は食べたい!と思うのでポケットにナッツを忍ばせてもらうと良いですが、やってるうちに必要なくなります。

 

僕は3年前からこのスタイルで生活していますが、今はほぼ間食にナッツは食べません。

病気がちだった体調もすごく良く、風邪もひかなくなりました。

 

若々しく生きたい!しんどい身体をなんとかしたい!という方は是非お試しください♪

※20歳までの成長過程のお子さんには推奨しません。