堀川貴司 終わりなき治療家の道

星のオステオパシー 代表 堀川貴司の治療家道ブログ

ビタミンU

2月22〜24日

月の運行はかに座♋️です。

身体対応は胸部 胃 肋骨などです。

今回もオステオパシーや栄養学の視点から胃をテーマにお伝えします。

 

コロナも一時期に比べると少し落ち着いてきたように思いますが自粛疲れなのか、緊急事態宣言の緊張感などのせいか、自律神経が乱れている方が多いです。

 

自律神経が乱れることで消化器系の働きが悪くなり、胃痛や胃もたれなどの症状を訴えられる方も多いです。

 

ということで胃腸薬などにも含まれている成分でもあるビタミンUについてお話します。

 

ビタミンUはキャベツから発見された成分です。

そのためキャベツに多く含まれていますが、植物全般に含まれています。

 

厳密に言えばビタミンUと言われていますがビタミンではなく、アミノ酸の一部で必須成分ではありません。(こういう名前ってややこしいやつ多いですよね😅)

 

ビタミンUは胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にすふ効果があり、胃の粘膜を守り潰瘍などを抑える働きがあります。

肝臓の機能を助ける働きもあり、肝脂肪の予防や解毒を補助する作用があります。

 

そんなビタミンUですが、加熱に弱いため生で食べるのが良いみたいです。

 

ということで今回の一品は?

コールスローサラダ🥗

 

キャベツとカニカマのマスタード風和え

 

キャベツのゆかり和え

 

では次回もお楽しみに☺️

 

貧血予防

2月20日21日

月の運行はふたご座♊️となります。

身体対応は肺 鎖骨 上肢 神経です。

今回は肺機能をテーマにヘモグロビンについてお話します。

 

ヘモグロビンは皆さんもご存知の通り血液中の酸素と炭酸ガスを運んでくれるやつです。

赤血球の中に存在するタンパク質です。

 

ヘモグロビンは核がない特殊な細胞で、寿命は約120日と言われています。寿命を迎えると脾臓や肝臓で破壊され、鉄とタンパク質の一部は再びヘモグロビンになるために再利用されます。

つまり、赤血球の数を維持するためには毎日少しずつ造らなくていけません。

 

では、血はどうやってできるの?ってことになるんですが、骨髄でできています!

睡眠時に活発に働き、腎臓から分泌される造血ホルモンの司令のもとに骨髄はせっせと働きます。

 

ここで大切になるのがよく言われる鉄分です。

鉄分は吸収効率の良いヘム鉄とあまり良くない非ヘム鉄に分類できます。

ヘム鉄は動物性の物が多く、非ヘム鉄は植物性の物が多いです。

レバーやもも肉、大豆やほうれん草、小松菜などが該当します。

 

さらに良いのがこれらに良質な動物性タンパク質やビタミンCを取り入れることです。

吸収効率が上がり、摂取した鉄分をしっかりと利用することができます。

 

ということでおすすめの一品は?

ほうれん草とひじきのサラダ🥗

 

鶏レバーの中華風煮

 

では次回もお楽しみに☺️

甲状腺

2月17日18日19日

月の運行はおうし座♉️となります。

身体対応は首 鼻 耳 舌 甲状腺 扁桃腺など

今回は甲状腺に注目してオステオパシーと栄養学を絡めてお話します。

 

甲状腺はホルモンを作る内分泌器官の1つで、甲状腺ホルモンを生成する機能を持っています。

 

甲状腺ホルモンは新陳代謝の過程を刺激し促進する作用があり、子供の発育や成長にも大きく関与しています。

このバランスが崩れることで自律神経が乱れ脈拍や体温の調節がうまくいかなくなります。

だるさや疲れやすさ、足のむくみなどの症状も表れます。

 

甲状腺ホルモンの素になる栄養素はヨウ素です。

でんぷんに垂らすと紫色になる小学生の理科の実験のあれです☺️

ヨウ素は海藻など(特に昆布)に多く含まれるため、日本人は世界でもヨウ素の摂取量が多い人種になります。他にも乳製品や魚、肉などにもヨウ素は含まれています。

そのため普段から昆布や昆布の出汁を使っている方は基本的に不足しない栄養素となります。

 

ということでおすすめの一品は?

ごぼうこんにゃく

 

おろし生姜のあったかうどん

 

ぶり大根

 

寒い日が続くみたいですので生姜も入れて身体をぽかぽかに!

免疫も自己治癒力も高めていきましょー♪

 

では次回もお楽しみに☺️

目に優しい栄養素

2月15日16日

月の運行はおひつじ座♈️となります。

身体対応は 頭 脳 顔面 目

 

今回は目をテーマにオステオパシーや栄養学の面から解説していきます。

 

目の筋肉は後頭部から首にかけての筋肉と関わりが深く、目が疲れることで首の筋肉も硬くなってしまいます。

ここは脳への循環においても重要な場所なので脳も疲れがちになってしまいます。

 

では目に良いと言われる栄養素をご紹介します。

 

・ビタミンA

目の粘膜や角膜の新陳代謝を活性化させる

・ビタミンB群

眼精疲労の回復や粘膜を保護する

・ビタミンC

硝子体など眼球のコラーゲンでできている部分に関与する。目の粘膜や水晶体を保護する。

ルテイン

活性酸素の抑制、紫外線など有害な光を吸収する。

アントシアニン

網膜で使われる神経伝達物質の合成に必要な栄養素です。視力や疲労の回復効果が期待できます。

 

他にもいろいろありますが、代表的なものをあげさせていただきました。

今回はこの中からアントシアニンに注目していきます。

 

高校野球が好きな方は甲子園の中継などでブルーベリー🫐とアントシアニンパワーというワードを何回も聞いたことがあると思います😂

 

アントシアニンとは植物に含まれる色素の一種と糖が結びつきできた成分です。

 

抗酸化作用があり、視力回復や動脈硬化の予防などに効果があると言われていますがデータ不足ということで医薬品などには認められていません。

 

最新のカナダでの研究ではアントシアニンの摂取量を増やすことで、心筋梗塞のリスクが32%ほど低下、高血圧の発症リスクは10%低下するという論文も発表されています。

 

目に関しての研究は多くないですが、網膜など視力に関係する組織は酸化に弱いため抗酸化作用が視力に関しても有効なのではないかと思います。

 

ということで今回おすすめの一品は

野菜たっぷりミネストローネ

 

紫のコールスロー

 

 

では次回もお楽しみに☺️

 

空腹こそ最強のクスリ

前回に引き続き、オートファジーについて詳しく解説していきます。

 

細胞が飢餓状態になることで働く「オートファジー」なぜ16時間食べないことが必要なのか?

16時間なんて無理!という方も後半で対策を書いてますので是非ご覧ください!

 

まず前提として現代人は内臓を酷使しすぎています。

食べ物を食べ終わったら食事は終了したという認識でいませんか?

 

しかし消化器系を中心に内臓は消化、分解、吸収と働き続けています。

具体的には胃は3〜5時間かけて食べ物を消化しますし、吸収の大半を担う小腸では5〜8時間かけて分解し吸収します。

 

つまり食後10時間くらいは内臓は働き続けているということです。

しかし毎日3食、ましてや間食などをとれば内臓は24時間ひたすら消化に労働力を使い続けることになります。

仕事がまだ残っているのに次これ!これもやっといてと仕事を回され続けるブラック企業です。

 

ここで考えなければいけないのは内臓の仕事は消化吸収だけではない!ということです。

内臓の細胞も劣化しますし、その入れ替えや再構成をする時間も必要です。

そこで溜まってしまうのが老廃物や劣化した細胞になります。

これらは体内で滞り、淀み、むくみとして体内で取り残されます。

 

細胞にはエネルギーが必要ですが、食べ続ける限りこの供給が止まることはありません。

しかし、16時間食べないことで細胞は飢餓状態となり今まで処理されなかったこれらの物質に目を向けて再利用しようとします。

この働きこそがオートファジーです。

 

これにより老廃物や悪い細胞が減るだけでなく、新しく細胞が生まれ変わります。

 

・肌ツヤが良くなる

・むくみの解消

・内臓の細胞が生まれ変わることで病気のリスクが低下する

・老化を防ぐ

・アレルギーや感染症など体内の炎症を抑制

 

など様々な効果が期待できます。

 

ではここから具体的にどのようにすれば16時間空けられるのか?

 

まず、睡眠時間を活用してください。

平均6〜8時間くらい睡眠が平均的だと思います。

その前後4〜5時間食べないことで達成できます。

朝昼兼用でご飯を食べ、夕食を食べるという流れになります。

 

次に我慢できなければナッツ🥜を食べてください!

ナッツは前回説明したオートファジーを活性化させる不飽和脂肪酸が豊富に含まれます。

空腹感と食欲を抑える効果もあり、良質な脂肪分と食物繊維、ビタミンも含まれているため身体にも良いです。

日本人はクルミやピーナッツがおすすめです。

 

最初は食べたい!と思うのでポケットにナッツを忍ばせてもらうと良いですが、やってるうちに必要なくなります。

 

僕は3年前からこのスタイルで生活していますが、今はほぼ間食にナッツは食べません。

病気がちだった体調もすごく良く、風邪もひかなくなりました。

 

若々しく生きたい!しんどい身体をなんとかしたい!という方は是非お試しください♪

※20歳までの成長過程のお子さんには推奨しません。

オートファジー

2月13日14日

月の運行はうお座♓️です。

12日のみずがめ座新月から満ちていく段階になります。

みずがめ座に6天体大集合の新月のサイクルとなりますので、自分より誰かのために行動したいですね。

うお座の身体対応は足部 リンパ 精神など

 

今回はリンパの中から老廃物を排除するということをテーマにお話します。

 

皆さん「オートファジー」という言葉をご存知でしょうか?

テレビやYouTubeなどで聞いてご存知の方もいるかと思います。

 

オートファジーとは?

ギリシャ語でオート「自分自身」ファジー「食べる」という意味で自食とも訳されたりします。

つまり細胞が古くなった細胞や余分なタンパク質などを食べてエネルギーを生み出すというような仕組みです。

 

用は細胞やタンパク質のリサイクルですね♪

ものすごく便利な機能です。

 

ではオートファジーはどうすれば働くのか?

まだまだ謎の多いオートファジーですが、細胞が飢餓状態になると働くとされています。

具体的には16時間食べないことで働きます。

 

この理論はここでは書ききれないためブログにてご紹介しますね

空腹こそ最強のクスリ - 堀川貴司 終わりなき治療家の道

 

オートファジーを活性化させるためには不飽和脂肪酸が大切になります。

 

ということでおすすめの一品は?

こんにゃくのクルミとごま白和え

 

くるみとドライフルーツの酒

 

それでは次回もお楽しみに☺️

浮腫 ナトリウムとカリウム

2月10日11日12日

月の運行はみずがめ座♒️

身体対応は下腿部(ふくらはぎ)足首 静脈 神経系などです。

12日の新月へ向けて欠けていく流れになります。

 

今回は浮腫について解説します。

浮腫の原因はいろいろありますが、その中の一つに浸透圧というのがあります。

 

血管の内と外、細胞の内と外でこの浸透圧が一定でないと物質の交換や代謝はスムーズに行えません。

この浸透圧のコントロールに欠かせないのがナトリウムとカリウムになります。

 

よく塩分の取りすぎは高血圧になると言われるのはこのためで、ナトリウムが過多になることで浸透圧が崩れてしまうためです。

WHO(世界保健機関)のガイドラインでは1日の摂取量としてナトリウム2.0g  カリウム3.5gを推奨しています。

 

というのもカリウムに対してナトリウムの量が多くなればなるほど循環器系の病気のリスクが上がるからです。

 

では、現状の日本人の食生活はどうでしょうか?

令和元年の調査によるとナトリウム3.8gに対しカリウムが2.2gとなっています。

 

これは私の個人的な解釈ですが、身土不二という言葉もあるように生まれた土地の文化や物はその身体にふさわしいと思っています。

海に恵まれた島国日本においては大陸などの多い世界的な基準よりはナトリウムが少し多くて良いのでは?というのが僕の意見です。

 

しかし以前にカルシウムとマグネシウムの話でもあったようにミネラルにおいてバランスというのはとても大切です。

 

調査によると歳を重ねるにつれてナトリウムの摂取量は増える傾向にあります。

ナトリウムを控える意識も必要ですが、カリウムをしっかりと取ることで循環器系の病気のリスクは下げられるのでは?と考えます。

※腎機能が低下している方はおすすめしません。

 

ということで今回はカリウムの多い一品を紹介します。

カボチャのソテー

かぼちゃのソテー by おいしい健康 管理栄養士 - 管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成:おいしい健康 - 高血圧

チキンカツのトマト煮込み

チキンカツのトマト煮込み by こくや - 管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成:おいしい健康 - 糖尿病

 

では次回もお楽しみに☺️