汗の仕組み
どうも🙋♂️
オステオパシー整体師
占星術師
ほりかわたかしです!
今回のテーマは汗の仕組み💦
夏、汗にお悩みの方も多いと思います。
体温の調整をしてるとは知っているけど…
ベタベタしてて気持ち悪い😅
そんなイメージをお持ちじゃありませんか?
そんな汗について人体の解剖学や生理学の知識からお話したいと思います。
まず、汗の成分について!
皆さん何からできていると思いますか?
実は血液からできています!
詳しくは血液の55%を占める血漿という液体成分からできています。
以前に体内の水についてお話しましたが、血液というのは体内の水の約10%ほどしかありません。
そんな貴重な血液から汗が作られるのは少し驚きだったのを覚えています。
血漿にはミネラルが多く含まれていて、このミネラルが汗の質を決める重要な鍵となっています。
次は汗がどうやって作られるのか?
汗が出る理由には3つあります。
・温熱性発汗
気温の上昇や運動などで体温の調整が必要な時
汗をかく部位:手のひらと足の裏を除く全身
・精神性発汗
緊張や不安や怒りなどストレスを受けた時
汗をかく部位:手のひら、足の裏、ワキ
・味覚性発汗
辛いものを食べて口の中の温度センサーが刺激された時
汗をかく部位:額、鼻の周り
これら3つのいずれかの刺激が脳に伝わると、視床下部の体温中枢が自律神経系を通して全身の皮膚血管や汗腺に働きかけます。
汗腺では血漿から前駆汗がつくられ、導管という管を通って体外に排出されます。
この導管を通る間にミネラルが再吸収され汗になります。
ややこしいのでまとめると
・汗の量は自律神経系の指令によってコントロールされている
・汗の成分は導管でミネラルを再吸収されることでほとんど水だけになる
この2点が重要になってきます。
つまり
汗をかきすぎたり、逆にかけなかったり…
そういった悩みは自律神経系の問題が関与しています。
汗がベタベタしたり匂いが気になったり…
そういった悩みは導管の機能に問題がある可能性が高いということになります。
最後に汗のトラブルへの対処
汗の量でお悩みの方は、自律神経を整えることが大切です。
以前にもお伝えしましたが、自宅でできる方法をお伝えします。
後頭部の凹みの部分にゴツゴツしないしっかりとしたものを当てて寝転んでください。
写真のようにタオルなどで少し高さを調整していただくとより効果があると思います。
頭の重みが後頭部にかかっていて、心地良くて寝てしまいそうになれば成功です😊
背骨の尖った部分の横に沿わせるように当ててください。
背中の部分に当たるとグリグリしたくなる気持ちは分かりますが、これは筋肉に対してアプローチしてるわけではありません。
じっとしているかゆっくりと左右に少し転がす程度が1番効くと思います。
交感神経が抑制されるのでリラックスでき胸の広がりを感じられれば成功です😊
写真ではアルミホイルの芯を使いましたが耐久性がなくダメでした😅
すみません🙇♂️
ストレッチポールなどあればベストですが、何か代用してやってみてください!
次は汗のベタつきや匂いのトラブル
こちらはミネラルの再吸収を促すことが必要です。
汗をかく習慣がつくと再吸収の機能が向上すると言われています。
しかし、冷房の効いた部屋から外に出るなど急激な気温の変化で汗を短期間で大量にかいてしまう
このような状況ではミネラルの再吸収が間に合わないことが多いです。
また血液がドロドロだと汗に水分を取られミネラルなどが血液に戻れる余裕がない可能性があります。
このように現代の生活スタイルそのものが汗の質を悪くする原因となっています。
水分をしっかり取ること(できる限りお水)
汗をかく習慣をつけること
運動はなかなか続かないと思うので、ぬるま湯の半身浴で30分以上などがおすすめです👍
短時間で多くの汗をかくのはミネラルの吸収率を改善するためにはよくないと思われます。
これらを行うことで少しずつ改善されると思います。
いかがでしたか?
何気なく感じていた汗のトラブルも身体からの不調のサインかもしれません。
当院の施術では患者さんの自覚のない症状も改善され驚かれる方が多くいらっしゃいます。
汗っかきだったのが改善された!
よく寝られるようになった!
朝起きる時に前日の疲れを全く感じなくなった
お通じが良くなって整った!
呼吸が楽になり、運動中に息があがらなくなった!
背筋が伸びて若々しくなったと言われるようになった!
身体が楽になり心も明るくなった!
このように痛みや症状の改善以外にも身体や心の変化も実感していただけます。
心あたりのある方、少し気になった方
ぜひ一度オステオパシーの魅力を体感してみてください😊
お電話☎️ 079-258-7892
公式LINEアカウント
ご予約、お問い合わせ
お気軽にお声掛けください😊